今回は、泣いて笑って心のデトックス&リセットができるおすすめのマンガ『夜廻り猫』を紹介します。
夜廻り猫
作者は漫画家の深谷かほるさん。
それぞれのエピソードが8コマで完結していて、疲れてる時でも気軽に読めます。
簡単なあらすじ
遠藤平蔵という渋い名前の強面猫が、泣いている人に寄り添うために夜の街を廻ります。
そして涙の匂いを見つけるや否や本人の元へ駆けつけます。
悲しい涙、悔しい涙、苦しい涙、嬉しい涙、感動の涙、感謝の涙…。
どんな涙も隣で共感して一緒に泣いてくれる遠藤猫に、人々の心は癒されていくのです。
私は『夜廻り猫』を読んでいて、マンガの『ぴくぴく仙太郎』(作者:布浦翼さん)と 『赤ちゃんと僕』(作者:羅川真里茂さん)の2作品を思い出しました。
どれも優しさで溢れている魅力的な作品です。
「手塚治虫文化賞」受賞
「第21回手塚治虫文化賞」短編賞を受賞しています。
あの漫画の神様、手塚治虫先生の名前がついた賞ですよ!
もう期待しかありませんね!!
因みに手塚先生といえば、以前このブログでも記事にした『私のおすすめブラック・ジャックベスト10エピソード』もよかったらのぞいて観てください。
ネット環境さえあれば無料で読める
『読むと元気になるWebコミック モアイ』のwebサイトや、作者のTwitterより今現在無料で読むことができます。
紙で読みたい方は漫画本も発売されています。
私のお気に入りエピソード
閉ざされた心の涙
- 4巻-第333話 ほんとの気持ち
教師の涙
親の涙
素敵な男女の涙
笑える涙
- 3巻-第281話 ぼくら
- 6巻-第475話 アオバズクお父ちゃん
- 6巻-第477話 アオバズクお父ちゃんの話
私のイチオシ猫!ワカルちゃんと宙さん
『夜廻り猫』にはたくさんの個性的な猫達が登場しますが、その中でも私が特に気に入っている2匹を紹介します。
大好きなワカルちゃん
夜廻り猫(見習い)という位置付けで、泣いてる人の家にすっと入ってきて「そぉですよね〜」「わかります〜」とゆるい感じでひたすら相手の話に共感を示しながら手際よく食事を作ってくれる、料理上手な猫です。
他人の家で勝手に冷蔵庫を開けたり料理したり、食事したり、ちょっと図々しい感じがありますが(笑)、そこがワカル猫の魅力で、真面目に悩んでる相手も呆れて気が楽になる。心の壁を取っ払うのがうまいんですよね。
悩みに関しては助言も意見もせず、ただひたすら聞いてくれて美味しいご飯を一緒に食べてくれる猫。それが素直でちょっと抜けてる愛されキャラワカルちゃんです。
特に、一緒に住んでいるさっちゃんとのやりとりは可愛いので必見です!
- ワカルコレクション(2巻-第152話)雨を拭く、(2巻-第178話)タシケテナイト、(2巻-第179話)南へ、(2巻-第180話)おかえり
- 4巻-第331話 食べてはいけない
- 6巻-第527話 ケーキ食べたい
宙さん
物書きの先生と一緒に住んでいる穏やかな性格の猫です。先生との何気ない日常的な会話は、まるで文学小説を読んでいるような心地良さを感じさせます。
まとめ
疲れた時の心のメンテナンスに、『夜廻り猫』おすすめです。
みなさんの癒し系おすすめマンガもあれば是非教えてください。
ではまたね!
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