今回は、私が小学生だった90年代に読んでいた懐かしい児童書を振り返ってみたいと思います。
また、同世代であるアメリカ人の旦那さんにも何冊か教えてもらったのでそちらも紹介します。
そして別のページでは、(90年代)小学校の教科書に載っていた作品も紹介しています。そちらも是非チェックしてみてね!
→ 【懐かしい90年代!】小学生の頃に国語の教科書で読んだ話
- 日本人女子編
- アメリカ人男子編
- Goosebumps series / グースバンプスシリーズ
- I Spy series / ミッケ!シリーズ
- The Berenstain Bears series
- Little Critter Stories
- Where The Wild Things Are / かいじゅうたちのいるところ
- Arthur series
- Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day
- The Magic School Bus series
- Stellaluna
- Roald Dahl’s Books
- Harry Potter series / ハリーポッターシリーズ
- まとめ
日本人女子編
かいけつゾロリシリーズ
作者、絵:原 ゆたか / 出版社:ポプラ社
小学生の頃読んでいた児童書といえば、絶対外せないのが「かいけつゾロリシリーズ」。
最初の刊行が1987年で、現在でも新刊が出ているようです。
子供が好きそうなギャグがてんこ盛りで、細部まで見ていて飽きないイラストとパワフルなキャラクターたちが魅力です。
当時、この本で気に入ったギャグを真似して交換日記でも書いていました。(笑)
こまったさん / わかったさんシリーズ
作者:寺村 輝夫 / 絵:岡本 颯子(こまったさん)、永井 郁子(わかったさん) / 出版社:あかね書房
お料理シリーズのこまったさんと、お菓子シリーズのわかったさん。
「こまった」が口癖のこまったさんと、「わかった」が口癖のわかったさんが不思議な出来事に巻き込まれていく中でお料理やお菓子を作って行くというお話です。
絵も可愛くて、レシピもしっかりしていた記憶があります。
当時、こまったさんのコロッケを母に作ってもらい、わかったさんのシュークリームは一緒に作りました。
王さまシリーズ
作者:寺村 輝夫 / 絵:和歌山 静子 / 出版社:理論社
わがままで威張っていますが、愛嬌たっぷりで憎めない王さまのお話です。
先に紹介した、こまったさん / わかったさんシリーズと同じ作者なんですって!
天才えりちゃんシリーズ
作者、絵:竹下 龍之介 / 出版社:岩崎書店
当時6歳の作者が、5つ離れた妹を主人公にして創作した童話です。SF童話賞も受賞しています。
6歳でこんなにしっかりとしたお話を書けるって、ものすごい執筆の才能ですよね!羨ましい!
妹に対する優しいお兄ちゃんの感じも見て取れて、ほっこりする作品です。
まじょ子シリーズ
作者:藤 真知子/ 絵:ゆーち みえこ/ 出版社:ポプラ社
挿絵とお話の内容が可愛くて可愛くて、毎回ワクワク読んでいた思い出があります。
魔法の世界ってほんと夢がありますよね!
はれときどきぶた
作者、絵:矢玉 四郎 / 出版社:岩崎書店
日記に書いた未来の出来事が本当になるというお話です。
今日の天気「晴れ、時々豚が降るでしょう。」(笑)
独特の挿絵や、時々出てくる実際の日記帳に小学生が書いたような絵と文字がいい味出してます。
未来の日記、あなたなら何を書きますか?
となりのせきのますだくん
作者、絵:武田 美穂 / 出版社:ポプラ社
ある朝主人公のみほちゃんは、隣の席のますだくんが怖くて学校へ行きたくありませんでした。
小学生位の男の子は、パワーが有り余ってやんちゃだったり、気になる女の子にわざと意地悪したりしますからね。
そういえば小学生の頃は男女机が隣同士で並んでいましたよね。地域によるのかな?
高学年位になるとお互い微妙に机を離したりしてね。(笑)
アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ
作者:角野 栄子 / 絵:佐々木 洋子 / 出版社:ポプラ社
1979年に最初のお話が刊行されて、私はおばけのアッチしか知りませんが、現在でも新しいキャラクターと共に新刊が発行されているようです。
挿絵がとても可愛くて、真似て描いていたことを思い出しました。
にゃんたんのゲームブックシリーズ
作者:巻 左千夫 / 絵:岡田 日出子 / 出版社:ポプラ社
テレビゲームの世界に入って、お姫様を救いだすためクイズや迷路など色々なゲームを解いていく本です。
漫画形式なのでとても楽しく読めます。
実際に本のページに鉛筆で線を引いて迷路で遊んでいました。
かぎばあさんシリーズ
作者:手島 悠介 / 絵:岡本 颯子 / 出版社:岩崎書店
両親が共働きのため、自宅の鍵を持ち歩いている『鍵っ子』の子供達。
学校が終わって家に帰り、両親が戻るまで寂しい思いをしている所へ知らないおばあさんが現れ、美味しい料理を作って元気付けてくれるというお話です。
私も当時『鍵っ子』でした。でも今住んでいるアメリカでは小さい子供を一人きりにするのは法律違反になるので、私に子供ができても『鍵っ子』になることはなさそうです。
ふーことユーレイシリーズ
作者:名木田 恵子 / 絵:かやま ゆみ / 出版社:ポプラ社
ハンサムなユーレイとの恋物語。
絵も物語も少女漫画風で、当時キャラクターたちと同い年くらいだった私は、2人の恋の行方に毎回ドキドキしながら読んでいました。
こそあどの森の物語シリーズ
作者、絵:岡田 淳 / 出版社:理論社
出版社のwebサイトによると、1995年に受賞した児童文芸賞で「日本のムーミン谷」という評価を受けたそうです。
確かに、ムーミンの様なほんわかムードやユニークな隣人達といった要素の楽しめる作品です。
学校の怪談シリーズ
作者:常光 徹 / 絵:楢 喜八 / 出版社:講談社
当時子ども達の間で大人気でした。
絵も不気味で、私には怖すぎて1、2話くらいしか読めませんでした。
トイレの花子さんとかコックリさんとか、懐かしいですよね。
当時は映画もヒットして、私の小学校では修学旅行の夜に皆で観ました。
少年探偵シリーズ
作者:江戸川 乱歩 / 絵:平井 憲太郎、その他 / 出版社:ポプラ社
有名な探偵の明智小五郎とその助手、小林少年を中心とした少年少女で結成された少年探偵団と、変装の名人である怪人二十面相との対決を描いた推理小説です。
少年探偵団に憧れて、彼らの探偵小道具の小さい手帳や携帯できるサイズの鉛筆、小型のライトを当時真似して持ち歩いていました。(笑)
インターネットの電子図書館こと青空文庫でも読むことができます。
モモ
作者:ミヒャエル・エンデ / 翻訳:大島 かおり / 出版社:岩波書店
不思議な女の子モモが、時間泥棒たちから町を救うお話。
将来の時間を貯金する為に、心の豊かさそっちのけで「今」の時間を惜しんで労働に勤しむ町の大人たち。
時間とお金、生き方についてハッとさせられる作品です。
アメリカ人男子編
90年代、アメリカの小学生男子はどんな本を読んでいたのでしょうか。
Goosebumps series / グースバンプスシリーズ
作者:R.L. Stine / 出版社:Scholastic Paperbacks
日本の小学生、特に男の子の間でも流行った『学校の怪談シリーズ』と似たような怖いお話の本です。
やはり子どもには幽霊関係の怖い話は人気がありますね!
でもお話によってはやはり当たり外れもあるようで、つまらない回もあるとのことです。
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アメリカ在住の方なら、Netflixで実写版も観れますよ。
I Spy series / ミッケ!シリーズ
作者:Walter Wick and Jean Marzollo / 出版社:Cartwheel Books
『ウォーリーをさがせ!』と同様に人気で、たくさんある物の中から特定の物を探し出す絵本です。
どのページもカラフルで見ているだけで楽しいので、子どもが夢中になるのも頷けます。
The Berenstain Bears series
作者、絵:Stan, Jan and Mike Berenstain / 出版社:Random House
小学校低学年向け。
とても有名な作品で、アニメ化もされています。
作者のMikeさんが読み聞かせを行っている動画もありました!
簡単な英語なので読みやすく、内容も面白いので洋書を読んでみたい方にオススメです。
Little Critter Stories
作者、絵:Mercer Mayer / 出版社:Random House
小学校低学年向け。
学校の先生が、読み聞かせでよく読んでくれたそうです。
こちらも簡単な英語なので、洋書を読んでみたい方にオススメです。
Where The Wild Things Are / かいじゅうたちのいるところ
作者、絵:Maurice Sendak / 出版社:Red Fox
小学校低学年向け。
狼のぬいぐるみを着て大暴れしていたマックスは、お母さんに叱られて寝室へ行くとそこは怪獣たちのいる島へとつながっていました。
子どもの冒険心をくすぐる一冊です。
また絵が精密で、かいじゅうたちもユニークに描かれています。
日本でも有名な作品で、映画もあります。
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Arthur series
作者、絵:Marc Brown / 出版社:Little, Brown Books
小学校低学年向け。
テレビアニメ化もされていて、現在でも人気の作品です。
アニメは面白くて、聞き取りやすい英語で話しているので、リスニングの勉強にもオススメです。
Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day
作者:Judith Viors / 絵:Ray Cruz / 出版社:Atheneum Books
タイトルがまず面白いですね(笑)
ご機嫌斜めな主人公の男の子の、これでもかっていうほどついてない1日が可愛らしく思えてきます。
The Magic School Bus series
作者: Joanna Cole / 絵:Bruce Degen / 出版社:Scholastic Pr
マジックスクールバスに乗って、科学の課外授業に出かける子ども達の行く先が宇宙や人体の中などユニークです。
好奇心旺盛な子どもにぴったりの絵本です。
うちの旦那さんは、本では読んでないけれどテレビでアニメを観たことがあるそうです。
アニメは現在アメリカのNetflixで観ることができます。
YouTubeにも動画が上がっています。
Stellaluna
作者、絵: Janell Cannon / 出版社:HMH Books
小学校低学年向け。
母親とはぐれてしまったフクロウの赤ちゃんが鳥の巣にたどり着き、そこにいた3匹の小鳥たちと一緒に生活し始めます。
食べ物や生活様式の違いに奮闘する様子が興味深く、親子愛や兄弟愛にほっこりする作品です。
Roald Dahl’s Books
作者: Roald Dahl / 絵:Quentin Blake / 出版社:Puffin Books
イギリス人作家、ロアルド・ダールの児童文学、私も中学生の時に数冊読みました。
彼の作品は、奇抜な発想とブラックユーモアが特徴です。
中でも、最初に読んだ『Charlie and the ChocolateFactory / チョコレート工場の秘密』の面白さは格別でした。
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何度か映画化もされています。
Harry Potter series / ハリーポッターシリーズ
作者: J.K. Rowling
たくさんの国で人気ですよね!
うちの旦那さんは読んでいないそうですが、周りの友達がよく読んでいたそうです。
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もちろん映画も!
まとめ
いかがでしたか?
小学校の図書館が恋しい!
「私も同じ本を読んでた!」「私はこんな本を読んでいた。」などありましたら、コメントいただけると嬉しいです。
ではまたね!
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