【新型コロナウイルス】アメリカ非常事態宣言とロサンゼルスでの状況

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世界中に広がりを見せているコロナウイルス。

本日トランプ大統領は、アメリカ国家の非常事態を宣言しました。

日本では、トイレットペーパーやマスク、消毒液の買い占めが起こっているというニュースを数週間前から目にしてはいましたが、ついにここアメリカでもそれが始まりを見せています。(ロサンゼルスでの情報です。)

Costco(コストコ)

Costcoでは、水とトイレットペーパーが売り切れ。
こんなの初めて見た!

4時頃お店に着くと、入り口の所に上のアナウンスが立てられていました。

すれ違った数名のお客さんのカートには、すでにゲットしたお水のボトルが入っていたので、ギリギリで売り切れてしまったのかも。

買い物客もたくさんいて、保存食の棚はスカスカ、レジ待ちの列も週末の3倍は並んでいました。皆大量の食料品をカートに乗せています。

Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)

Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)にも行きました。

こちらでも保存食の棚はスカスカ!

冷凍食品の棚もすっからかん。

オイルショック!?

そんな中、他のお店に行ったお友達からも、同じような状況が報告されてきました。もちろんオンラインストアでも売り切れ!

なんだか、小学生の時に社会科の教科書で見た、『オイルショック』の写真を思い出さずにはいられません。

そしてカリフォルニアディズニーランドも、ハリウッドのユニバーサルスタジオも、明日から臨時休園するようです。空の便も、入国制限やキャンセル便が目立ってきましたね。

追記

パニック購買

翌日の出来事です。

今日は土曜日。あらゆる食料品店で買い物客が殺到しているというニュースが。

ニュース映像では、”CORONAVIRUS PANIC BUYING”というタイトルで、コストコの外に並ぶお客さんの長い列が映されていました。

これが朝10時頃のニュース。そして現在2時、外出先から帰ってきた旦那の話によると、近所のコストコは本日の販売を終了して既にお店を閉めたんだとか!

その他の食料品店でも駐車場は激混み、外にはお客さんの列ができていたそうです。

ある程度の備蓄も個々の安心のために必要かもしれませんが、本当に必要としている人に悪影響が出ないことを祈るばかりです。

2日後

ニュース番組によると、食料品店の棚は徐々に補充されており、客はペットボトル入りの水も購入できているという事です。

ニュースではインパクトのあるタイトルが好まれる為か、昨日は『パニック』という言葉を使っていたけれど、よく考えたら少なくとも私の周りではまだ全然パニックの状態ではないです。

店に買い物客が殺到していると言っても、皆落ち着いてちゃんと並んでいるし、店内でも叫ぶ人や押し合い、奪い合いなんかも勿論無いです。

まぁ店側からしたら、多少パニックだったかもしれませんが。

3日後

ロサンゼルス市長の発表で、バーやナイトクラブ、ワイナリー、レストラン、映画館やエンターテイメント施設、ジムなどは今月末まで臨時休業する事が決まりました。

レストランはテイクアウトとデリバリーのみ引き続き営業して良いようです。

そして食料品店、薬局、フードバンクは通常通り営業可能です。

また65歳以上だったり、慢性疾患を持つ人は安全のため自宅にいてくださいとのこと。

少し前からほとんどの学校も休校となっています。
そんな中、日本では徐々に再開される地域もあるようですね。

4日後

トランプ大統領は10人以上の集会参加や、不要な旅行などを控えるよう国民へ呼びかけました。

少なくとも今後15日間の自粛を要請とのことです。

5日後

トランプ政権は、経済対策の一環として富裕層を除く国民1人当たり10万円余りを現金で給付する案や、経済的影響を受けている国内の中小企業への支援案を議会へ提案しました。

2週間以内に実施したい考えだということです。

ここロサンゼルスは物価も家賃も高いので、コロナウイルス感染拡大の影響で収入が減少している住人たちにとって、ありがたい支援になりそうです。

そしてこれが実現できれば、次期大統領選挙での彼の評価も上がる事が予想されます。

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