[Day4とその後]ロサンゼルス夜間外出禁止令

アメリカ生活

前回5月30日に書いた「ロサンゼルス夜間外出禁止令」の記事から今日で4日目です。

私の住んでいるエリアでは5月31日(日)夕方6時から翌朝6時までだった外出禁止例は、6月1日、2日もだいたい同じ時間で続きました。

そして今日、6月3日(水)は夕方10時から翌朝5時までで予定されています。

昨日は、普段通る交差点で、プラカードを持った10人くらいの人たちが平和的に抗議活動をしているのを見ました。それに賛同する運転手たちは、その前を通過する際クラクションを鳴らしたり、窓を開けて拳を突き上げたりしていました。

そしてその抗議活動をしている人たちの後ろには、軍服を着て銃を携帯したナショナルガードが2人立っていました。

物騒な雰囲気の中ドキドキしながら歩いていると、厚い板でショーウィンドウを覆って保護しているお店がいくつか見られました。

時折その板にはスプレーで「#BLM」と書かれていました。

「Black Lives Matter」の略で、抗議活動をしている人たちのプラカードでもよく見ます。

そんな中地元のニュースKTLAを観ていて感動したのが、デモ活動の警備をしている警察官に物を投げつけるような人もいる一方で、その前に立ちはだかり両手を広げてその行為に抗議する人達もいるそうです。

チャンスさえあれば、略奪や破壊行為を行う人が同じ地域に住んでいる人の中にこんなにも多いのか!とショックを受ける事も多いですが、暴力では何も解決しない!と冷静に訴えている人も沢山いて安心しました。

[追記1]Day5

夜間外出禁止令は出されなくなりました。

平和的なデモ活動は未だ続いています。

[追記2]Day60

「#BLM運動」はなおも続いています。

現在では、過激な行動をする人たちについて報道されることはなくなりました。

平和的なデモでよく見るのは、大きな通りの一角でプラカードを持って立っている人たちです。

このメッセージに賛同する車のドライバーたちは、それぞれクラクションを鳴らしたり、窓の外へ拳を突き上げたりします。

そういう場所には小さなテントが設置されていて、椅子や簡易テーブル、飲み物やチップスなどの食料、スピーカーなどが準備されています。

この前はスピーカーから陽気な音楽が流れていて、そのリズムに乗りながらプラカードを掲げている女性を見ました。

アメリカらしいなぁと思う一場面です。

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