イランの元旦と7つのS

アメリカ生活

How are you? Chiaです(^^)/

前回のアフガニスタンの元旦に続きまして、イラン出身のお友達から教えてもらったイランの元旦について書くよ(^^)

イランの元旦はいつ?

イランの元旦もアフガニスタンと同じ日。日本の春分の日と同じ。

ちなみにイランでは1月1日は普通の日なんだって。

イランはもともと大きな国だったから、アフガニスタンでも同じような祝日を祝うって話してた。お隣さんだからね。

イランの元旦はNowruz(ノウルーズ)といいます。アフガニスタンでも同じです。ペルシャ語でnow(ノウ)は「新しい」ruz(ルーズ)が「日」という意味。

Nowruzについてのウィキペディアページはこちら

どんな風にお祝いするの?

nowruzの祝い方で、イラン独自の方法としてHaft sin(ハフトスィン)というものがあります。これはペルシャ語で「7つのS」という意味。頭文字にSのつくものをテーブルに集めてお祈りします。

  1. りんご(sib)
  2. ニンニク(sir)
  3. 酢(serke)
  4. コイン(sekke)
  5. ウルシ科の植物(somaq)
  6. 緑色の草の芽(sabze)
  7. 小麦から作られたお菓子(samanu)

などが代表的です。

それぞれに意味があるらしく、例えばコインは裕福になりますようにという願いを込めて。緑色の草の芽は豊作を願ってといった感じだそうです。

各家庭によって若干変わってくるらしいのですが上記の他に、金魚が入った小さな金魚鉢キャンドル絵柄入りの卵など縁起物も飾るということです。

更にイスラム教のコーランキリスト教の聖書等飾る家庭もあるとのこと。

この元旦の祭日は約2週間あり、親族や友人同士集まる機会でもあるんですって。期間は違えど日本と同じですね。

ちなみにNowruzはイスラム教とほとんど関係なく、古代ペルシャの宗教の伝統が元になっているんだって。そして今年は1396年。

 

それでは、

sal e no mobarak サーレ・ノウ・モバラーク!(イランの公用語であるペルシャ語で「新年おめでとう」の意味)

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